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2. 内的SEO対策を行う

1. SEO対策のテーマを決めるを読んで実践した方は、サイトのテーマが絞り込めたと思います。第2ステップでは、そのテーマを元に、実際にサイトを作って行きます。これを内的SEOといいます。

内的SEO対策は、さらに3つのステップにわかれます。サイトマップの作成(リンク構造の整理)、ページコンテンツの充実、正しいXHTMLの記述です。しかしこれらを行う前に、今後どうやってサイトのコンテンツを増やしていくのか、をよく考える必要があります。最近の Google はサイトが更新され続けていることをとても重視しているからです。どのようなコンテンツであれば無理なく定期的な更新が出来るのかを考え、それを中心に置いてサイトを設計します。

定期的に更新できるコンテンツを考える

更新されるコンテンツというと、すぐにブログを書くことをイメージすると思いますが、私は企業にブログを書けとは薦めません。ブログは書ける人と書けない人がはっきりしていて、書けない人にとってはかなり苦痛です。放置されたスタッフブログは(私のも含めて)よく見かけます。

また、ブログを毎日書く人は、日常のことを書いていることがほとんどなので、もしそれを企業のサイトで行ってしまったら、ページのほとんどはビジネスと関係ない話になってしまい、折角SEO対策で決めたテーマを壊してしまいます。これでは本末転倒です。

SEO対策を行う上での更新されていくコンテンツは、SEO対策のテーマにそったものであり、サイトを更新することが本業にとって直接的にメリットになることが重要です。サイトを更新することが直接売上に結びつくとなれば、やる気もでるというものです。これは私がSEO対策コンサルティングで最も重視していることです。

前回から引き続き、「中古車販売の株式会社サンプル」の例で説明してゆきますが、このケースでは、「入荷した中古車をサイトにアップする」ことが「直接売上に結びつく更新するべきコンテンツ」であり、SEO対策のテーマとも一致していることになります。

中古車販売のように商品が定期的に入れ替わる場合は簡単です。サービス業のようにモノとしての商品が無い場合は、導入事例がよいでしょう。レストランなら新作メニュー、リピート注文が多く、新作はあまり無い商社であれば、売れ筋商品を毎月1つずつ解説してみてはどうでしょうか。いずれにしても最低で月に1回、コンテンツが増えていくものは何だろうかと考えてください。

SEO対策を考慮したサイトマップの作成

SEO対策において、テーマがツリー構造に整理されていることはとても重要なことです。あらかじめ考えながらサイトマップを作成します。ここでいうサイトマップとは、ホームページ上に作成するものではなく、あらかじめ机上で資料として考えるサイトマップのことです。わかりにくいので具体的に説明します。

「中古車販売の株式会社サンプル」では、「中古車 江東区」をSEO対策のテーマに決めたので、サイト内のページは「中古車+何か」か「江東区+何か」をテーマにしたコンテンツを作ります。それ以外のページ、例えば会社案内やお問い合わせ、プライバシーポリシーなどのページも作って構いませんが、全体の10%以下にするのが理想です。

実際には車検のページや整備のページなど、多くの「中古車」がテーマではないページが出来てしまいますので、そのぶんSEO対策のテーマである「中古車」のページを増やさねばならないわけです。これでコンテンツの豊富なメイン事業をテーマにする理由がお分かりいただけたと思います。

ページコンテンツの充実

サイト内の各ページに掲載するコンテンツの内容がSEO対策の成否を握っています。ここは丁寧に行わなければなりません。そして最も苦労するところかもしれません。SEO対策で成功するには、SEO対策のテーマの難易度に応じたコンテンツの質と量を必要とされるからです。

コンテンツの質とは、1ページに記述されるテキストの量のことです。SEO対策において1ページの必要文章量は、500文字以上です。大抵の人にとって、原稿用紙1枚以上の文章を何十ページ分も作ることは経験がないと思います。私がお客様のサイトを制作する際、サイトに載せたいことを書いてください、と担当者にお願いしても1ページあたりは100文字か200文字ぐらいがせいぜいです。下手をすると3行ぐらいの箇条書きがある程度です。それを元にヒアリングを行い、テキストを起こしていきます。

ページのコンテンツは、同時にサイトのテーマにそったものでなければなりません。このSEO対策でのテーマは、人間ではなくGOOGLEが判断します。そこでGOOGLEがテーマを判断しやすい文章にしておく必要があります。「中古車販売の株式会社サンプル」の場合には、「中古車+江東区」がSEO対策のテーマですので、このふたつの言葉をまずタイトルに入れます。例えば「賢い中古車の選び方 – 江東区の中古車販売店サンプル」「中古車:エスティマハイブリッド – 江東区で中古車を探すならサンプル」のような具合です。

次にページ内の文章ですが、GOOGLEがこのページのテーマを「中古車」と判断してくれる基準は、このページで使われている単語の中で「中古車」が最も多いことです。理想を言えば2位の単語より2倍多く使われていること、となります。これはSEO対策用のキーワード解析というプログラムで計算できます。

商品ページのようなものには500文字ものテキストは無理なこともあります。例えばエスティマ、カローラ、フィットなど車ごとに500文字も文章を書いていたのでは、いつまでたっても在庫をホームページにアップすることができません。このような場合には、1ページに10台ずつまとめるのも手ですが、逆にテキストが少ないことはあきらめて、ページ数で勝負するのも悪くありません。適切に「中古車」「江東区」がはいるようにテンプレートを決め、それに従って作成していくのです。このとき、SEO対策のキーワードが入っていないページを量産するとSEO対策のテーマが薄まって上位表示されなくなってしまいますので注意してください。

正しいXHTMLの記述

私はこの最後の項目については、SEO対策的にはそれほど大きな意味はないのではないかと考えています。確かに細かい理屈を聞くとSEO対策に有効なのは確かそうですし、Googleもこれを推奨しているのですが、実際には正しいXHTMLでホームページが記述されていないサイトがいくらでも上位表示しているのです。第一、正しいXHTMLが何であるかを知っているウェブデザイナーはごく少数だし、そもそもXHTMLで記述しはじめたのはここ数年のことで、その前に作られたサイトが山のようにあるのです。おそらく Google の基準の中でも重要度が低いと思われます。

もしご自身でホームページを作られるのであれば、正しいXHTMLを学ぶことに時間をかけるよりも他のSEO対策を行うことに時間をかけるべきです。ウェブ制作会社に任せるのであれば、一応XHTMLで記述することを前提に話しを薦めておくぐらいで、厳密なチェックまでする必要はないでしょう。私はWORDPRESSを使ってサイトを作りますので、SEO対策に対応したテンプレートに任せてしまっています。

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